度量の大きさ
2013.3.30日々のこと天気予報を見ていると「可能性が〜」、「○○かもしれないです」という言い方しかしていないことに気が付く。そして、当たったら翌日の天気予報で「ほら、言った通りでしょ」と満面の笑みになっているのが不思議になる。
断定をしなければ当たるんです。
けれど、断定をしたら外れるかもしれないし、当たるかもしれないんですが、断定が出来ない天気予報の仕方って、外れたときに、怒りに支配される視聴者の度量の小ささだったり、責任を被りたくないという予報士の恐れだと思う。
でもね、これを会社やプロジェクトに置き換えたら、滞ることは明白だ。予報士=先導者/リーダー、視聴者=メンバーになるので、恐れに支配されて断定しないリーダーと、失敗したときに負の感情に支配されるメンバーで構成されていることになる。
人間なんだから失敗します。でも度量が大きければ、失敗を笑い飛ばした上で次の糧に勉強する。つまり、次のやり方を発見できるんです。
日本が閉塞感で溢れているのは、リーダーにも、メンバーにも度量の大きな人達が減っているのも一要因で、それって精神論だよね。「信じる」っていう精神的な部分が、行動に影響するし、結果にも影響するんです。