回復力
2013.3.5日々のこと最近、「回復力」が大切だと思っている。体力や免疫力という言葉があるけれど、その大元になるようなものが回復力のような気がしている。
制作や運動をすると、体にはダメージが蓄積される。制作でベストパフォーマンスを発揮するために体重を維持し、体をつくるために運動をするのだが、結果として栄養障害に入る体重になる。それは確実に体を損傷し、体が傷ついた状態であれば心もやられはじめ、幼稚さが勝てば心に棘が増えてしまう。
そうならないために、傷ついた状態から健康な状態に引き戻す力が「回復力」である。そして、運動量が過去最高に増えている最近では、運動後に飯を食べたら、そのまま眠ってしまうようにしている。正確には「体が眠りを求めている」ので、そのまま抵抗せずに眠ってしまっているのが正直なところだ。
たとえて言うなら、回復力とは「バネ」だ。僕も含め、昭和の方々にはスプリングと言った方がいいかもしれない。本来は押された力からビヨ〜ンと元の位置よりも高く上がって元の位置に戻るはずが、回復力が低ければバネは馬鹿になり、そういったことが出来なくなる。それと同じような状態が、今の日本や世界が抱く不況や不安だろう。特に日本の場合、バブル崩壊後の長く続く不況感で「精神のバネ」が馬鹿になり、ちょっと良い兆しが見えても揶揄することが当り前になっている。これを先の回復力に当てはめると、精神の回復力が低下している状態であり、心が刺々しい状態である。
もうお分かりだろうが、そんな状態では他人を信じることも出来ず、会う人間すべてを敵にしてしまう。揶揄や馬鹿にするというのは、そんな心の働きのような気がする。こんな状況を世界が、日本が打破するには、一人一人の回復力を高めることが必要だと思う。