だって、楽しかったんだ

2013.1.1日々のこと

走っていてワクワクする瞬間がある。道に迷っていることを理解した瞬間だ。つまり、未知の場所を走っていると知らない恐怖や不安よりも、「やべ、興奮してきた」となる。
 
いつも、そんな風にして走る距離が増えていくのだけれども、今日は「エネルギー切れ」ということが起きてしまった。精神的に折れたということではなくて、肉体が燃やす燃料を失ったのだった。汗をかいて冷えたことからくる寒さではないことはわかっていた。腹がぐ〜ぐ〜となっていたの放っておいて、未知の道を走ることの楽しさに夢中になっていたら、急激に体の冷えを覚えた。
 
「これはヤバいやつだ」
 
制作に夢中になっていて、エネルギー切れが起きたことはあったので、その冷えと痙攣の種類はわかっていた。ただ、止まるのが嫌だったのでそのまま走ることを選んでいたら、いつの間にか知っている道に出て、そこが近所だということに気付いた。
  
「助かった」
 
近所のコンビニで買ったスポーツドリンクは一瞬で空になったが、体が栄養で膨らんでいくのがわかった。
 
新年早々、こんなことになっていますが、今年もよろしくお願いします。

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