そうある

2012.11.23日々のこと

さきにあるのが地獄だろうが天国だろうが、はたまた何も無かろうが、何処かがあれば「会いたい人」がいるってのは救いだな。
 

 
社会で生きる道で、40歳以降で始められそうなことを35歳あたりで始めようと目論んでいる(そうすれば、50歳ぐらいで形になりそうだ)。ネオ・ガバのような、ネオ・ヒューマン・リレイションシップのような……要は「でかい祭り」だ。
 
現代でも異業種の関わりから始まったりすることは方々で起きているが、どれも、一部の人で閉ざされたり、オシャレ系と思われる人達からの施しのようなカタチで行われている。もしくは、中心にいる者へお金や利益が集まる仕組み(会費など)になっている。
 
話は飛ぶが、家康、秀吉、信長のうち、暴君とも聞こえる信長に人気が集まるのは、「市井が盛り上がる祭り」をやっていた性質を、現代の人達が好んでいるからだろう。たとえ暴君のように見えたとしても、粋だったんだろ。粋って大人になってはじめて醸し出せる雰囲気にもかかわらず、子どもにも伝わる格好良さだと考えている。今の日本が粋かどうかは怪しいが、「侘び寂び」や「うまみ」のように英語に出来ない日本人の感覚だ。石川五右衛門が、ダークヒーローとして盗んだ金銭を高い所からばらまき、「絶景絶景!」とはしゃいでいたのは、誰もが聞いた話だろう(別に盗みをやろうって話じゃないですぜ)。
 
粋である——そうなりたいと望むのではなく、そうあるように。

コメントを書く