今年もありがとうございました。

2011.12.31日々のこと

普段通りの土曜日を過ごしていたら、「今年もあと8時間ぐらいで終ってしまいますね」とラジオから流れてきて、今日が大晦日だということに気がついた。先日、友人から「来年はどういう年にしたい?」という質問への回答も「去年と同じ事を言っているよ」とツッこまれ、少々照れてしまったが、「来年は(来年こそは)……」ということを僕は言ったことがないのに気がついた。
 
言い方など表面的な部分は幅を持ち、変化しているように見えても、根本は変わらないでいるのかもしれない。むしろ、根本の部分が年々シンプルかつソリッドになっているようだ。「作る」ということが当り前となりながら、仕事として役割を担うようになるにつれて、日常に「遊び」の要素と「恐れ」の要素が混ざり、今まで遊んでいた部分が確実に減った。仕事をするようになってから出会った友人と、大学以前で出会った友人と一緒に話をしていた時も、前者からは「女友達いないよね」と言われ、後者は「いや、いるよね」と言われ……そう、確実に減ったのは女遊びだ(かなり悪い響きだ)。今では、その時間があるのならば、作品をつくるか、作品に関わることをしていたい。
 
友人のお店に飲みに出掛けるのも、実は作品に関わっていることなのだ。職人としての美味しいお酒や魅せる動きを交えての話。その時間はリラクセーションの効果と、作ることへの意識に別の考え方をプラスする効果がある。一日が24時間しかなく、人間が限られた時間でベストを尽くせる時間の短さを知ると、1秒も無駄に出来ない事に気付く。そして、日々思うのだ、「良い作品をつくりたい」と。そして、そのためには「もっとがんばるしかない」と。毎年、同じ事を思っているんだな、これが。
 
今年もたくさんの方々と出会い、そして協力していただき、誠にありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
 
エグチマサル

2 コメント to “今年もありがとうございました。”

  1. はた Says:

    去年は、本当にありがとうございました。
    今年も、宜しくお願い致します。

  2. eguchimasaru Says:

    こちらこそ、ありがとうございました。
    本年もよろしくお願いいたします。

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