創るというのは、腕を前に伸ばした時に形作られる、腕の周りの空気の形を、目に見えるようにすることだ、と思った時に、「芸術は見えないものを見えるようにする」と言っていたパウル・クレーさんを思い出し、腕のようにすぅっと息を漏らしながら、笑みがこぼれた。言葉が知識を超えて、身になっていたという瞬間だった。じゃあ、今度はチェスでも始めようかなと思ったが、それは違うな。
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