『パディントン2』はおもしろい。

2019.12.26おすすめ, 心の健康, 日々のこと

『パディントン2』を観ました。
ストーリーはお約束で、可愛い小熊が奮闘する映画ですが、最後は泣いちゃいます。
劇中、パディントンを住まわせている家のお父さんが「彼は誰にでも親切で、どんな人にも良いところを見つける」と言ってたのが印象的でした。
そして、誰もがパディントンの無実を晴らそうと、協力します。
 
「彼が良い人(熊)だから、周囲の人が協力する」という因果関係はないんですよね。
けれど、悪い奴に協力する因果関係はさらにないわけです。
大事なのは、パディントンが、見返りを求めずに、いつも親切をしていたということだけです。
それがドジっちゃうことになったとしても、親切心を働くというおばさんの教えが変わることはありません。
そして、ストーリーの中心も、そんなおばさんに親切したいという想いから始まりました。
 
とても好きな映画だなぁ。
ちょっとのかけ違いで、心細くなってしまうこともあるけれど、こういう人(熊)に報われて欲しいって思うんです。
親切を働く人が損をするなんて間違っています。
世の中は、そういう風に動いてしまうこともあるけれど、やっぱりね、親切を与える人(熊)は、幸せになって欲しいんです。
映画のように、改心することはないかもしれないけれど、それでも、影響はあるんじゃないかと信じていたいです。
 
今年、『GIVE & TAKE』という本を読んで、とても大きな気づきがあったけれど、パディントンも与える人(熊)なんですよね。
与えるって、人を動かすんだよな。

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