いくつになっても楽しいこと。

2019.10.27おすすめ, 心の健康, 日々のこと

この年齢になっても四苦八苦するものがあるということに、楽しさを感じています。
 
ぼくと妻は今年の九月から毎週土曜日、テンプル大学の生涯教育プログラムで、英語を習っています。
授業の内容は、「There are…」や「Does he…」などの基礎中の基礎を習っているのですが、授業中の会話はすべて英語で行われているのです。
もうね、それだけで、大の大人たちが困り果てたり、言葉につまったりするわけです。
こんなこと、日常ではないでしょう。
それが面白い。
実際にぼくも、「えっ?」「うん?」などと苦戦しまくりです。
授業は約四時間あり、終わった後は予定を入れたくなくなるほどヘトヘトになります。
それでもね、ヘトヘトになりながらも面白いのです。
 
面白さに拍車をかけるのが、四時間の授業を一ヶ月も経験していると、少しずつ成長しているのを実感できる瞬間が訪れます。
最初の頃は、「えっ?」だったものの中に、「あっ!〇〇!」が加わるようになるんです。
ちんぷんかんだった先生の英語の説明にも、「あ、こういうことか」と理解できる瞬間が訪れ、徐々に、その回数が増えてきます。
昔、筋トレをしていたときに、鏡で自分の姿を確認しちゃうような感じでしょうか。
頭の中でわかった瞬間を反芻している自分に気がつきます。
 
人は、いくつになっても成長できるとは、一般論で論じられたりしますが、これを成長ととらなくてもいいと思っています。
だって、楽しいんだから。
「あっ!わかった!」が訪れる瞬間は、いくつになっても嬉しいもんだ。

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