気づかない。

2019.8.12心の健康, 日々のこと

答えがないまま書き始めるけれど、神宮前の花火大会に行ってて、思ったことがある。
 
「この場所で、小学校の頃の同級生と会っても、その人が誰だか分かんないだろうな」ということだ。
 
小学校でも、中学でも、高校でも同じことだろう。
当時の友達も、卒業して会うのは一人ぐらいで、連絡をたまーにとるのはもう一人ぐらい。
それも、高校時代の友人だ。
去年、仕事で偶然再会した一人は、打合せ中に気が付いて、終わってから声をかけた。
だから、小学校や中学校の同級生というだけでは、名前は覚えていても、顔はおぼろげだったり、あだ名しか覚えていなかったりしている。
そういう人と、これだけ沢山の人がいる球場内でバッタリ出会っても気づかず、普通の他人としてすれ違うのだろう。
中学は同じで、高校で離れて、浪人でバッタリ会った友人はお互いに分かったけれど、あの頃は面影が残っていたが、今となっては、お互いに面影という名残もないだろう。
 
そんなことを考えていた。
 
大学以降は、SNSのお陰で繋がってはいるが、顔写真が上がってこない人のことは、正直わからない。
そろそろ皆んな答えを欲しがる頃だろうが、この話に答えはない。
夢の中では、昔の同級生はよく出てくるが、顔はおぼろげだ。
目が覚めて、夢の断片を思い出して、夢の中に出てきた同級生たちの、現在のことを想像してみても、まったく思い浮かばない程度なのだ。
 
そういう人がいるんだな。

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