仕事Tシャツを探して。

2019.4.24日々のこと

もう長いこと一生物のTシャツを探し求めている。
「一生物のパターン」ってことだ。
作業もできるし、打合せに着ていっても、だらしなくないTシャツだ。
スーツやライダースはオーダーメイドで作れたけれど、Tシャツはまだそういったサービスと出会えていない。
何度か出会えそうになったけれど、生地の感じや、やりとりの進まなさで、そのすべてが頓挫している。
今回は、昨年話題になったネットショップのパターンオーダーを試してみた。
採寸ができるスーツを着て、アプリに登録して、注文をする。
結論から言うと、痒い所に手が届かない商品だった。
いや、正確には「痒い所」に気づいてしまうというところだ。
ぼくの場合は、直して欲しい箇所が直せないことはわかっていたから、「痒い所に手が届かない」で合っているんだけど、そうじゃない人は、気づかされてしまう感じがした。
サイズを調整してオーダーできるが、すべての箇所の調整ができないために、「ここがこうだったら最高なのに」と、感じてしまうのだ。
これは店頭でオーダーメイドをしたことがある人なら、なおさら感じてしまうかもしれない。
その店のパターンを熟知したスタッフが採寸をしてくれて、打合せをしてくれる心地よさを知っていると、どうしても、「あぁ」というため息が出てしまう。
海外では、いろいろ調整できるパターンオーダーが、Tシャツでも登場してきているようだが、価格帯をみても、ぼくが想像していた価格だった。
日本でこういうことができそうな工場を探そうとすると、値段が倍近くに膨れ上がる。
けっこう、難航している。

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