バリ島ウブドで学んだこと。パート7。

2019.4.18心の健康, 日々のこと

「もらい上手」って素敵だと思っている。
プレゼントとも言えないような、ちょっとしたお菓子やお土産をあげたとき、喜ぶのがとても上手い人とたまに出会う。
どこかの国のホームコメディのように大げさに喜ぶんじゃなく、お世辞を使っているようには全然思えない喜び方があるのだ。
何かをあげた方が「こんなんで悪かったな」と思うのではなく、「あげてよかった」と思わせてくれる喜び方。
あげている方が、喜びをもらっているのだ。
だから、「今度はなにをあげようかな」だったり、「なにをしたらあの人はまた喜んでくれるかな」と思ってしまう。
のぼせている、とも言えるだろう。
その瞬間だけ恋をしているとも、言えるだろう。
こう考えて気づいた。
 
「バリの人の喜び方と一緒だ」と。
 
チップを受け取るとき、「当然」という表情でもなく、「恐縮」するのでもなく、サービスをしているときと変わらない「笑顔」でチップを受け取ってくれる。
ということは、サービス、つまり仕事をしているときの笑顔が、男性も女性も可愛いんだ。
これは天性のものなのか、はたまた後天的に身につけられるものなのか。
日本だけにいたら分からなかったことだけれど、バリに行ってそうだったサービスの人、そうじゃないサービスの人を見ることができて、後天的に身につけられると思っちまったんだな。

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