麻婆豆腐の謎。

2019.2.3日々のこと

子どもの頃から当たり前のように食べているけれど、「これだ!」という味と出会っていない料理がある。
「麻婆豆腐」だ。
唐辛子が効いているもの、山椒がきいているもの、ちょっと甘めのもの、挽肉が入っているもの(入ってないもの)など色々あるアレだ。
 
子どもの頃、レトルトで食べていた味は好きではなかった。
だから、家で夕飯の献立が麻婆豆腐だと、気乗りしなかった。
大人になり、自分の好きな傾向が分かるまでにはなったが、それでも、電車を乗り継いで食べたくなるような味とは出会えてない。
 
色々なお店で麻婆豆腐を注文してはいるけれど、片栗粉の固め具合が合わないとか、挽肉が入っていないとか、そもそも美味しくないとか。
バシッとくれば、絶対にハマる料理だと思うのに、そういうお店と出会っていない。
単純な料理のようで、めちゃくちゃ奥が深い料理なのでは、と思うようになって数年が経った。
 
そういえば、麻婆豆腐だけは、自宅でもあまり作っていない。
材料を揃えるのが面倒なのだろうか。
生姜、ニンニク、ネギ、挽肉、豆腐、それと調味料。
調味料は家にあるのに、どうして作らないのだろう。
どうでもいい謎のひとつ。

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