才能があろうがなかろうが。

2018.12.20日々のこと

午前中に撮影をして、いくつかの仕事が、中休みのような落ち着きをもったので、午後は休みにしました。
といっても、手書きを増やしているタイミングで、「いわさきちひろ美術館」に行ったのだから、取材のようなものです。
名前を知らない人でも、絵を見たら、「あぁ、知ってる」となるような方です。
おそらく、いまのぼくの趣向と合っているんでしょう。
淡い水彩のタッチが、とてもはかなく、優しく、大人な感じがしました。
 

西武新宿線の上井草駅を降りたとき、「あぁ、日差しが綺麗だ」と思いました。
道中もそんなことを思いながら、知らない街を散歩する気持ちよさに任せて写真を撮りました。
 

絵を描くことも写真を撮ることも特別に好きなのではない。
得意だったんだ。
こういうのを才能というのかもしれないが、欲しいものを挙げるのなら、それは「才能」です。
もっと、才能が欲しいと思います。
そのために、毎日仕事をしているのです。
毎日毎日、飽きるまで線を描く、色を塗る、写真を撮る、文章を考える、人を想像する。社会を想像する。
そんなことを繰り返し繰り返し行うことで、才能があろうがなかろうが、以前よりも作れるようになるのです。
 

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