すべてが用意された若者。

2018.9.14日々のこと

歯医者おわりのランチ前、仮歯が固まる30分の空き時間。
見慣れないギャラリーを見つけました。
階段を上った先は、広く真新しい壁の部屋。
作者の年齢をみると、ぼくよりもひとまわり近く若い。
写真にうつっている作者は、若者には似つかわしくない高級な道具をもっている。
出版された作品集。
オフロード系の車で全国を周っての制作。
どうやらこの展示室はその若者の常設展らしい。
受付は親。
親の会社の新規部門として発足されたとのこと。
ビル全体が関連部門としてつくられているようだ。
つまり、すべてが用意された若者。
うらやましいと思うとともに、このやり方も素直に認めてしまえるあたりが、年を経たということか。
ハングリーさとはまた違う、純粋さが際立つのだろうか。
今後、どうやって成長していくのだろうか。
ぼくらの世代とは違うものが育ちつつあるんだろうな。

コメントを書く