嬉しさと責任感

2009.3.29日々のこと

4回目の在廊日でした。

今日はアート☆アイガ、punctumに行ってから会場入りをしました。
そこで嬉しかったのは、アート☆アイガでお会いした方がそのままcountzeroにお越しいただいたことです。
一過性の出会いが多い業界で、こういうことがあるととても嬉しいとともに、身が引き締まります。
というのは、なるべくエンターテイメントとしての嘘にならないように、正直に作家としての姿勢などを伝えることの責任が高まるからです。

そんな時にいつも思うのが、「もっと違う言葉を使えば語弊が少なくなったのでは?」という類いの考察だ。
やはり私は、専門外、専門内の両方に目を向けて活動を進めていきたいのです。

そしてもう1つ嬉しいことは、一度来廊して下さった人がもう一度来てくれたことです。
これも嬉しいことで、普通、来廊するのには入場料が無料だとしても電車賃や時間、労力を費やさなければならなく、それをもう一度してくれることの嬉しさは格別です。

創作などから比べると間接的ではあるけれども、そのようなことを積み重ねることによって、作家業の責任感は高まっていくのかもしれません。

このような話の繋がりから、今回、アップしてもらったワークショップなどもあります。
作品を創ることが本筋であることは勿論ですが、その要素とその要素になる手助けをすることも私たちの責任なのだと昨年頃から感じ始めていました。そのような中で今回ワークショップの講師としての打診があり、引き受けることになりました。
最近、このような本筋に沿った頼まれ仕事の依頼が増えてきているのはとても嬉しいことでもありますが、やはり身が引き締まります。

自分のことで嬉しいことというのは手放しで喜ぶというよりかは、責任感を感じることでもありますね、ということを切に思います。

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