グレッチが欲しい

2008.12.1日々のこと

創作→支持体づくり→もろもろ。

今日のはじめ、8(オットー)の『HYPER,HYP8R,HYPER』を聴きながら創作の準備をしていた。8ottoは最近、よく聴いている。ストロークスとかもいいと思えるのかな、と思いつつ、やはりどこか違うだろうという結論に至る。どこかで日本人が好む味というのがはたらくのかもしれない。

それとは別に「ギター(グレッチ)欲しい病」が度々再発する。昔からコードを覚える気がさらさらないのだけれども、本当の不協和音をやり合っていると、世界だとか、地球だとか、愛だとか・・・そんな色々なものがどうでもよくなり、ただその場の衝突だけが気持ち良くなっている。もちろん、人に聴かせられるような代物にはなっていないのだが。そして今はギターも持っていないので長いこと遠ざかっている。

そこで以前から感じていることだが、僕が創作している最中はそのようなセッションのような感覚と近いものがある。人であろうとも物や風景であろうとも撮影しているとき、フィルムを現像しているとき、プリントをしているとき、そしてペイントをしているときも変わらずにセッションのような感覚が生じている。「人は独りでは生きられない」なんていうのとは全く別物の、「俺でもお前でもなく、俺たちで闘って生み出そうぜ」ということばが似合っているかもしれない。
それって単語で表すと、「共生」なのかもしれない。

次、観られる作品のタイトルは『止揚と共生』だ(宣伝になってしまった)。

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