還元

2008.10.29日々のこと

創作と支持体の創作。この2作品を同時に発表できたらなぁと思いつつ、どちらの方が「俺っぽい」と言われるのだろうかと考えてみる。どちらも作者は俺で、それは変わらないはずなのに、鑑賞者は作品と作者を関係づけようと働きかけてくる。当たり前といえば当たり前のことだけれども、少し歯痒い気持ちになる。その歯痒さの原因は、作者は作品への単なる媒体でしかない、と考えているにも関わらず、作品を作者へ還元して解釈されるからだろう。とても当然のことのようにも思えるけれども、どこかずれている気がするのだ。

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