細胞

2008.10.23日々のこと

昨日撮影したものを現像。2ヶ月振りの現像、しかもプロセス上のことでは久しぶりの動きだったので心配だったけれども、撮影同様、「はじめるか」と身体のスウィッチを入れると身体中の細胞が一斉に目覚める感覚になる。その感覚たちからは「遅ぇよ」と罵倒されるのだが、やはり、闘うことになる。身体の中にある意識とは別の、「あるものたち」が動き回ることになる。先日知った、「南方曼荼羅」の図が思い浮かんだ。「萃点」という言葉の意味が、展示や作品などに関係してくる動きのように受け取れた。どうやらこれからの重要な考えになりそうだ。

ここ2、3日頻繁にかけているのはRe-Trickの『Colors of Agenda』とunkieの『too many secrets』。どちらもインストゥルメンタルのバンドだが、異なるタイプの音楽で、シャッフルしてかけていると別個で聴く時よりも違ったうまみが表れるので、色々と美味しい。

漸く曼荼羅関係の本を読み終え、考察がまとまりそうなので、先日買ったものが読める。原研哉さんの『白』、中村桂子さん対談集『ゲノムの見る夢』、『ニュートン別冊ー再生医療への道を切り開く iPS細胞 人工多能性幹細胞』、そして波平恵美子さん/塚本やすしさん『いのちってなんだろう』。最後のは児童用の本で同名のものを探していたら、先にこちらを見つけ間違いに気付かないまま立ち読みしていたら、途中で間違いに気付いたのだけれども内容がよかったので買いました。こういうことが生じるのが、生物の特徴なのだろうな、と思いつつ、本屋で泣くと店員さんが心配してくるのが少々申し訳ないです、と感じた、昨日のお話。

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