2015.4.25日々のこと
「あの時から単純に死にたがっていたんだ」ということに気がついた。木々があり、陽の差し込む大地の上に立ったあの時に、既に俺の人生は終っていたのだ。その命を他人のために使おうとしていたのだから、命に価値を見出そうとしていたことが間違いだったのだ。
命は自分だけのものであり、天に預けている限り、俺は自由だった。それが、社会という集合体に命を預けようとしていたのだから、甚だ無責任な話だったのだ。命は俺のもの。そして、終わるタイミングは天が教えていたのだった。
天の声を聞け、体に耳を澄ませろ。必要なことはいつも気付いていた。