いらない境界線。

2015.3.22日々のこと

世の中には色々な権利や地位というのがある。そういったものは、グレーゾーンっていうのはあまりなく、ここまでが私のものというような具合で明確に分けられる。地位においても同じで、役職、年齢、国籍などというような形而上学的なもので分けられる。
 
いわば、本来曖昧だったものに、「境界線」を概念上に設けているのだ。
 
概念上に設けているだけに、たくさんの問題が間接的に生まれてくる。領土権だとかパワハラなどもそうだろう。人間の中で人間にしか通じない境界線のために、生まれてくる問題だ。
 
しかし、本質の話をすると、我々は地球に住んでいるという前提がある。視界が届かないところまで陸や海は続き、山で遮られる。実際に生きる上で必要なものなんてのは、目の届く範囲でしか効果がない。
 
そんな前提を無視して、目に見えないもので境界線を設けるから、問題が生じるのだ。

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