根を詰める。

2015.2.1日々のこと

「何でそんな根を詰めるの?」と聞かれたとき、一番に思い浮かぶのは、「笑って死にたいから」だ。たくさんの人の死を見てきて、一番に思うのは、「人は死んだら何も出来ない」ということ。死んでしまった友人や家族、大切な人も出会えるのは、夢の中や頭の中でしかない。だからこそ、胡蝶の夢を信じられるのだが、それでも、こっちの世界では、死んだ人と会えないのがルールである。そして、死んでしまった人を見送る側が喜ぶのは、死んでしまった人の死に顔が幸せそうであるかどうかなのだ。そして、自分の中のルールとして、笑って死ねるかどうかが全ての基準になっていき、その自信を保つために、僕はやりたいことに根を詰めるのである。

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