動きから始まる。
2014.11.24日々のこと『インターステラー』を観ました。宇宙だとか、人類を救うとかの話というよりかは、親子の愛の話で、ハッピーエンド(と思えました)に持っていく手腕は、さすが、映画好きな監督だと思った。
人にはたくさんの「守る」ということが存在する。劇中に出てきたように、子、仲間、人類。それに友達や家族。人間の集まりである会社や国であったり、人の想いの結晶である企画なんかも、守る対象になる人もいるだろうし、権威などに派生して守るものが増える人もいるだろう。
僕には子どもがいないが、親が子どもを守ろうとする力は、群を抜いてとても強いように思える。僕が子どもの頃に病気になった時、送り迎えをしてくれた母。家から遠い入院先に、見舞いに来てくれた祖母。仕事をし続けた父。それぞれに想いがあり、それぞれの役目を全うしていたように感じるのだ。20代も中頃になり、それがわかった時、「あぁ、守られていたんだなぁ」と深々と感謝したのだった。
そんな家族の「守る」ことと同じように、子どものいない僕は、仲間や友人、社会を守ろうとしている。そして、守るということには、「変える」ことで結果、守ることが達成されることもあり、変えるためには、「動く」ことが前提になる。
『インターステラー』でも、動くことから始まり、未来を変え、子どもを守った。同じように、僕らは動き、社会の雰囲気を変え、次の世代を守ることを選んだ。