終らせる社会。

2014.9.6日々のこと

自分の道を決めた人にとって、それ以外のものというのは必要ないのだな、ということを頻繁に感じる。これは、自分にも他人にも当てはまり、僕は制作、クリエイティブで社会を変えること以外は、どうでもよくなっている。それ以外のことを何かしても、自分にとっての特別レベルの価値を見出せなくなっている。何故なら、同じ性質のことで、自分に合ったやり方を知っているからだ。別の方法の存在は認められるし、その方法が合う人達もいることも、当然である。
 
だから、知人や友人たちにも、「早いとこ自分の道を決めた方がいい」と言っている。突き進んだ結果、違う道が見えるのは当然であり、新たな道が今まで歩んできた道と融合できるのかどうかは、案外どうでもいい。だって、突き進んだのなら、その分、別の道でも活かせる力を持っているからだ。絵を描き、音楽を奏で、心理学を学び、写真を撮り、デザインをやり、ブランディングを考える——全てが混ぜこぜになり、活かせられるし、無駄なことなどなかった。
 
突き進むワクワクが、迷いや不安に負けるときに、人は他人を道連れにしようとする。その負の連鎖を、日本社会でも終わりにしないか。
 
安定するお金と、冒険心——それがあれば、人生は楽しく、喜びに溢れている。

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