何に正直か
2012.9.18日々のこと先日、高校時代からの友人の結婚式~2次会に出ていた。何故かほぼ初対面メンバーの中、サイコーな1日を過ごしていた。
帰り道、昔一緒に展示をしていた友人と話をしていたのだが、終始「作ること」の話だった。それは一言で言ってしまうと、「正直さ」ということについてだったとも言える。まっすぐに進んだとしても、紆余曲折があって進んだとしても、作ることへの気持ちや作品を観た時の気持ちに正直であることの大切さ――そんな話をしていたような気がする。もちろん、別の見方や説明的なものの大切さもあるけれども、そればっかりでは世の中のバランスは悪いでしょう。
友人夫婦を中心に集まった人達を含め、全ての人間には色んな進み方ややっていることがあるけれど、自分に正直であることの良さって皆持っていると思っている。あの日は朝から夜までずっと、僕はやる気を貰っていたようだ。
後日、僕が一直線でこれたものを考えてみたら、「良い作品をつくりたい」ということだけのような気がした。作品をつくっているときに訪れる、グッとくる瞬間、身体の中にポッと光が灯ってその光に包まれる瞬間、パァーっと開かれる瞬間、そんな感覚に導かれ、追い求めた結果、つくり続けてきたようだ。