死を思わされていた

2012.8.13日々のこと

作品に引っ張られることは、昔よりも減ったと思っていたが、制作中の作品にかなり引っ張られていたことに気が付いた。倒木の作品、倒木の先に若木が成長し、大木になるのを観たのだったが、死を糧に生きる流れを創っており、即ち、元をただせば「死」だったのだ。ここ数週間に渡る鈍い不調の原因は、その性質に引っ張られてのことだった。不調が鈍く続いた分、ゆっくりと回復させていくしかない。ただ、タブローにおいて古くから題材とされてきた「メメント・モリ」を、自分が扱うとは夢にも思わなかった。

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