あ〜、おわったおわった
2012.5.13日々のこと色々なものが終ったような気がした。父と母が写っている1枚が終わり(「観」シリーズ)、憑き物が落ちたような感覚。そして、許せたような、特に自分を許せたような感覚だ。作品を制作していたらそのような感覚になったり、万物への感謝の気持ちが湧いてくるが、今日の完成は全ての感情と全てに対してと言った方が近い気がする。全てを引いて見ているような、この世というよりも「あっちの世」からの感覚のような。
普段なら納品時にするサインも、今日は完成と同時にしていた、オフホワイト系のインクで。名の「masaru」を「nasaru」としか読めないようなサインになってしまったのは、自分らしいというかなんというか。そう、和み、和の感覚だ。ゆっくりと和がつくられていくような感覚——そして、和になったんだ。
そういえば、昨日観た「つぐない」(監督:ジョー・ライト)も良い映画だったな。最初に「許せた」という言葉になったのは、影響を受けていたのかもしれない。けれども、今日の感覚は「和になった」と言った方がちょっと近いのかな。
和。和の感覚。ありがとうございます。