6年(と2時間)
2011.11.7日々のこと 先日、6年振りの女性と会った。会うまでに結果、2時間も伸ばし、待たせることをさせる最低なことをしてしまったのだが、帰るまでの間、懐かしいような懐かしくないようなどこか浮遊感のある気持ちだった。それは、僕がこの6年、正確に言うと生まれてからの今までが、圧倒的に早く感じているということも手伝っているのだろうし、会っていない期間もふとした時に頭に浮かんでいたからだろう。手紙の好きな人で、何度か文通をし、格好良い文字を書く人だった。当時の僕はまだ20歳を超えたぐらいで、彼女は今の僕ぐらいの年齢(…だったはず…違っていたら切腹です…)、朝や昼や夜よりかは夕方が似合う人だった。
そんなことを考えながらシャッターを2度切った。いい作品になると確信した。