作品のこと

2011.1.28日々のこと

・全ては主観である
・死は他人事である
・人間はいつ死ぬかわからない
・作品を人間が見たら展示が始まる
・作品の第1の鑑賞者は作者である
・他者と関わったときに他者を考慮できないのならば、僻地へ行け

僕は概ね上記のことに主軸をおいて生きている。普段、話していることは、これらから派生した考え方であり、大抵の事柄は上記のことが本質であるとも考えている。特にはじめの2つに気付いた時には、全てが開けたような気持ちになったのだが、デカルトが「我思う、故に我あり」と言い、デュシャンが「死ぬのはいつも他人」と既に言っていることを思い出し、人間が進歩していないことに苦笑したのだった。それが、大学の頃だった。

そして今思うのだ。「ただ、作品を創りたい」と。自己とは第1の他者であるのだから、本当に自己のことを考えたのならば、それは自己本位でも他者本位でもなく、どちらの要素も含まれていることは容易にわかる。しかし、それでも思うのだ。「ただ、作品を創りたい。人生の時間を懸けた作品に挑戦したい」と。「辺境の地であっても大丈夫だ」と。

「作品を創りたい」のだ。


↓FFLLAATTでの二人展です。
http://ffllaatt.com/exhibition/eguchi-hata/detail.php


↓白盤のURLを変更しました。
http://www.maroon.dti.ne.jp/sdc/html/


↓明日は展示のトークショーです。20時から明るい部屋で、是非!
http://akaruiheya.info/

コメントを書く