ユーモアを育てた方がいい。

2019.9.1ビジネスの健康, 日々のこと

「おもしろいって何だろうか」と考えることは多い。
24時間365日とは言わないまでも、控えめに言って1時間360日は考えているだろう。
いまの仕事の依頼のされ方を鑑みると、この蓄積による結果じゃないだろうかと思える。
「おもしろい」と人はお金を払いやすくなる。
これは企業同士でも、企業と個人の間でも、個人同士でもだ。
人にお金を払ってもらいたいだけなら、共感に驚きを加えたらいい。
おもしろいは、これも含まれるし、「なんかいい感じ」という、けっこう曖昧な機微も含まれている。
さらに、普通に笑うことや、大爆笑なんかも含まれる。
けれど、継続してお金を払ってもらうには、統一されたおもしろさが必要になる。
これがトーンになる。
MAD(狂っている)と言われるジャンルや、コメディ映画やギャグ漫画も、そのトーンを守っている。
ブランディングと言われていることは、これらの簡易版だ。
ちょっと意外かもしれないが、ブランディングでよく言われる「らしさ」や「差別化」は、おもしろさを発揮することの初歩だ。
最近、クリエイティブと言われるような企業がなくなってしまったのは、初歩的な部分で終わらせてしまうからなんだ。
ユーモアって、急に育つもんじゃないんだよなぁ。
毎日毎日、ちょっとでいいから考えて試すことが大事なんだ。
結婚の良い点をひとつあげるなら、妻という、ふざける相手がいるってことだ。

Comments are closed.