情報と個体

2007.10.21日々のこと

思ったよりも速く、本日の制作が終わる。
昨日は思ったよりも絵具の乾きが遅くて制作が中断されていたのだけれども。
そんな訳で明日送付する色々なものの準備ができるので助かった。

無彩色の感覚を強化していくと、彩色の感覚も強化され、それは再び無彩色の感覚を強化させる。

よくよく考えると当たり前のようだけれども、存外、人は忘れてしまう「一方向の裏返り」。

昨日、絵具の乾燥待ちの間にドキュメンタリー映画を観ていた。
ここ1年くらいはドキュメンタリーか、かなり阿呆な映画を観る。
ドキュメンタリーは「真実」を伝えていると思われがちだが、伝える側の私意は完全に排除されることはなく、そのままを鵜呑みしてしまうことが危険だ。
しかし、伝えられていることが在ることもまた事実(かもしれない)。

そのような環境下(情報を受けて)で、私たちは形成されてきた。
私たちは完全な独立したオリジナルの1個体ではないが、存在している。

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