才能があって丁寧な人と出会いたい。

2019.6.23ビジネスの健康, 日々のこと

採用について考えていると、どんな人と働きたいか、ということだと気がつく。
ま、当たり前な話なんですがね、ただ、昔事務所に入ろうと思って、企業の採用募集なんかを見てみると「スーパーマンを雇おうとしてるのか?」という面の皮が厚い内容が並んでいたんです。
スーパーマンというのは言い過ぎにしても、「そんなに能力もあって、自分の適性が分かってて、やる気もあるんなら自分で会社なり、店舗なり始めるよね」という内容が並ぶ訳です。

そこでまた気がついたのです。
採用募集というのは、「どんな人に来て欲しいか」ではなく、「自分がどんな人と出会いたいか」なんじゃないかと。
そう思ってみたら簡単でした。

ぼくが出会いたいのは「才能があって、丁寧な人」です。
人から「あの人、才能があるよね」と言われるのは簡単です。
努力しまくればいいんです。
努力をして人に貢献できる力を持てば、十中八九、「その分野で才能がある」と言われるようになります。
才能=センスのように思われがちだけど、人から「才能がある」と評価されるのと、センスで勝負するのは別の話です。
まずは、努力をして、人から「〇〇の才能がある」と言われるようになること。
そこから、センスの勝負になります。
才能があって、丁寧な人に、勝負をする土俵を提供するのがぼくらの仕事。
そして、その才能はパンを焼くことでもいいし、掃除の才能でもいい。
どんなことでもいいから、才能があって丁寧なら、仕事を作るのはぼくの仕事だよなー、と思うのです。

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