ハイボールから考える

2010.5.25日々のこと

 昨日、手放しで初めてハイボールが美味しいと感じた。私はこの「手放しでいいと感じること」を大事にしている。人間はどんな悪条件でも成長することが出来るが、悪条件であればあるほどその人間の意志というのが必要となってくる。しかし、意志のある人間であれば、手放しでいい条件に放り込まれた方が、悪条件に放り込まれた時よりも、成長率はかなりの差をもって高くなることが多い。

 けれども、「批評家気取りの国民気質」らしい日本では、反面教師的な物言いが良し(デキル人間、頭のいい人間)と思われることが多いようだ。その結果、つまらないガラクタや批判が氾濫していることに何故、気付かないのだろうか。不況だっていきなりやってきたのではなく、私たち一人一人のせいで生じた現象にすぎない。

 もっと、手放しでいいものを作って、いいことを言っていこうぜ、そうすれば自ずと社会はよくなっていくだろうよ、と口酸っぱく話しているのは、つまらない人間たちによって可能性が潰されていくことは、人間の最もたる不幸の1つだと考えているからでもある。

http://www.maroon.dti.ne.jp/eguchimasaru/html/

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