作品のことを書いてもらっています

2010.4.24日々のこと

 「希望の光」を運ぶのを手伝ってくれた女性が、コメントを書いてくれました。
 ↓
 http://d.hatena.ne.jp/veryholiday/20100422

 飯沢さんが『これが写真だ!』のような本の中で、昨年の秦さんとの2人展のことを載せてくれています(アートスケープさんや日本カメラさんに書いていたものだと思います)。

 どちらもありがとうございます。

 余談ですが、「希望の光」の最初は、この(↑)展示中に1人で暇だった時にネタ帳に書いていた「世界地図」というものです。講師をさせていただいたワークショップ中に、縫うことを試していたりなど、実は1年がかりのプロジェクトでした。そして、作品を観ると、5年がかりだったということが実際にわかります。ただ、運び出す時は色々と諸事情が重なるので、情熱がなければ運び出すことはないでしょう。本当に情熱のある人は「情熱、成長、お金(物質、環境)」など三本柱で働きかけます。嘘をついている人間、浅はかな人間、腹黒い人間というのは、この辺りを少しつっつけばボロを出します。

 それと、私の関わる作品に「完成」というのはほとんどありません。善くなるという確信が得られたら、どんどん善くしていくので、作品においては「一段落」という形をとらせていただいております。ですので、作品を買ってくれたコレクターさんにも、その旨をお伝えして、いつでも貸して頂けるようにしていたり、待ってもらったりと、少々面倒臭いやり方をとっています。作品を単なる商品として扱う現代美術業界では、あまり無いやり方ですが、昔は当たり前にあったことです。作品のことを第1に考えられる人が増えて欲しいと思っています。

 

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