何のために○○○?

2009.10.23日々のこと

 量もそうだが、カッコイイだけでいいのならアトリエに入るかパソコンの前に座れば簡単に作ることが出来る。けれども、どう見ても世の中にはカッコ良くないシロものが溢れているから不思議に思うし、カッコイイだけだと作品になれないから不思議だ。

 しかし、「わからない感じが良いんだよ」なんてことは言ってて馬鹿らしいし、普遍的なんてものが必要ならば誰が見ても「ある感覚」を抱く必要が出てくる。そんでもって、やっぱり自分の生業としていることは、夢と希望を与える職業であって欲しいと思うのは当然な訳で、ダサイことやシラケたことを言ったり、やったりなんてことは出来ない。だから、誰が見ても「ある感覚」を強く抱くように創ってる。

 つまらない欲望が全く出てこない訳ではないし、「あぁ、もう駄目だ!」って思うこともあるが、そんな時はいつも「俺は何のために生きているんだ?」ということを思い返してみることにしている。そして、そんな時は上記のようなことに落ち着いてるから、やっぱり僕が創る時というのは「伝えるもの」があるのだろう。

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