選択ゆえの邂逅

2009.8.27日々のこと

 昨日は、初対面の人達との邂逅があった。「番狂せ」の店長さん、元木さん、友人の同郷さん、あきやさん達。秦さんから良い噂は聞いていたので、「いつかは出会うんだろう」と時間に任せていたら、昨日がその日だったらしい。良い噂から入ると大抵は幻滅するものだけれども、昨日は珍しく良い出会いが続いた。

 「昨日がその日だったらしい」などと表記すると、神的な何かによって決められていたかのような必然を挙げがちな昨今だが、「偶然とみえる必然」のことを僕はそのようには捉えていない。無意識的に行動していたことが重なって出会いなどが生まれたとしても、個々人の選択の結果として出会いが生まれていることには変わりない。それ故、結果(この場合は「出会い」ということになる)だけを見れば、偶然のように見えることも、実は一つも欠けてはならない選択が重なって生じている結果、つまりは必然ということになる。

 そして、その必然には必ず、「動く」ということが必要になり、誰も動かなければ物事が生じるということも多々ありえない。それは、どんな大企業やムーブメントでも同じことであるが、闇雲に動いては生じさせる物事の質を下げることになりやすい。とにかく動くよりも、意識して動いた方がより生産的・建設的な結果になりやすいのは明白である。例えば出会いの場でいうと、「AさんとBさんを出会わせたら○○なことが生じるかもしれない」なんて面白がると、紹介の仕方ひとつをとっても可能性の広がり方が変わってくる。

 (何でもそうだが)このように、考えながら行動をしていると、偶然と思われていたことが必然性の高いことだったと気付くようになり、そのために動いてくれた人達への感謝もするようになってくるし、その時間を大切にするようになってくる。

 要するに、はたっぺや明るい部屋に感謝ってことだ。そして、良い出会いにさせてくれた公家さん、元木さん、あきやさん達に感謝ってことだ。

※ 個展「生命の形」、8月30日(日)まで企画ギャラリー・明るい部屋にて開催しております。

※ 8月29日(土)トークイベント「美のために」を同場所にて20時より開催します。

御高覧のほどよろしくお願い申し上げます。

エグチマサル

1 コメント to “選択ゆえの邂逅”

  1. はたっぺ Says:

    少しでも楽しんでもらえてよかったです。また土曜日に。

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