弱い言葉をつかう。

2018.9.12心の健康, 日々のこと

昔、シャープのツイッター担当者の方の話を聞くことがあって、「弱い言葉を使うことを心がけている」と言っていたのが印象的でした。
世の中の炎上事の多くは、「強い言葉」からはじまります。
これは現実の言葉のやりとりでも同じです。
炎上事の中には、炎上させるつもりはなかった場合もあるはずです。
けれども、相手がどう受け取るのかはわからないのです。
立場や状況もいろいろです。
人生もいろいろ。
こんな、たくさんのいろいろが掛け合わさることを、言葉を受け取る相手や言葉を発する相手が想像しているのかが、鍵なんですよね。
いまのビジネスの現場は、日本語を使っているのに、英語のように端的に伝えるのを良しとしている傾向があるでしょう。
すると、冷たい強い言葉ができあがるのです。
日本語とは本来、述語的なものです。
ゆらゆらゆらゆらしていい言語なのです。
とまぁ、毒にも薬にもならないような話をしてしまいましたが、強い言葉を使っている自分の方が、じつは弱い存在になっているのかもしれませんね。
ぼくも気をつけようっと。

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