傾聴力、主張力、オーナーシップ。

2018.7.17おすすめ, ビジネスの健康, 日々のこと

prime videoで放送している『KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE』を見始めたのですが、これがとても面白いです。
5代目Jリーグチェアマンである村井満さんと、本田圭佑選手の対談のエピソードを見たのですが、教育論に展開。
 

傾聴力に主張力。
オーナーシップのトレーニング。
メンタルの回復力。
サッカーへの恩返し。
人間性の土台に、スキルを乗せる。
スキルは後付け。
まずは人間性。
地域に根付かなければ意味がない。

 
もうね、本当にその通りなんです。
この流れで自分の話をするのは恐れ多いですが、ぼくが以前の会社に入った頃にやっていたことを思い出しました。
それは、「周囲の先輩が言うことを全部やってみて、自分なりに考えてから、上司に見せる案を決める」ということです。
 
やってみる案には、もちろん自分と上司が話して決めた案もあります。
ほとんどの若手は、その案だけをやって終わらせるのです。
すると、良さそうなものができても、それは上司に導かれているから「自分の案」として落とし込めていないのです。
だから、力がつくのが遅い。
 
けれども、自分でチェックしているときに、他の先輩たちがちょっかいをだしてくるのですが、それをね、ひとまずやってみるのです。
先輩たちはアートディレクターというプロフェッショナルだから、ちょっかいひとつとっても専門性があります。
生半可な素人の意見とは違うのです。
そんな専門的なちょっかいを一通りやってみるのです。
そして元の案と比べる。
どんな意味があるのか、と考えるのです。
そうすると、上司に導かれていただけのものが、新たな気づきとともにブラッシュアップできたりするんです。
抜け落ちていたピースをはめ込んで、パズルができるようなね。
だからね、上司に見せるときには、ぼくからの提案になるんですよ。
上司というオーナーを超えて、自分が関わった案は自分がオーナーになっているのです。
 
こういうやり方って、時間は人よりもかかるけれど、めちゃくちゃ成長スピードは早いんですよね。
むちゃくちゃな残業をしていたあの頃の成長スピード。
そういうことを思い出しました。

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