もっと、もっと、頑張りたい。

2018.6.16おすすめ, 日々のこと

土曜日ぐらい、愛のある話をしたいと思いました。
愛のある話。
 
『土屋耕一のことばの遊び場––回文の愉しみ』を読んでいて、和田誠さんと土屋さんのピースの仕事を読んでいて、ちょっとね、胸がじんわりと熱くなりました。
ピースというのは、たばこの銘柄なんですが、和田さんのイラストレーションと、土屋さんのコピーライティングが、絶妙に掛け合っているんですよね。
それは、当時を知らないぼくでも、後に知ることになる広告です。
伝説的な広告、と言いたい。
 
この一連の広告について、和田さんがコラムで、少しだけ触れているのです。
たった二行の言葉を、楽しみに待っていた、と。
字数の揃ったプロの仕事を、楽しみに待っていた、と。
(コラムの文章はもっと素敵です)
 
プロであること。
プロとプロの掛け合いのような、遊びのような、真剣勝負のような、楽しくも厳しい遊びを、現場を知らないぼくでも想像しちゃいます。
知らないから想像するんですけどね。
 
でもね、勝手なことだけど、こういう話を聴くと、「もう、誰も死なないで欲しい」って身勝手に思っちゃうものです。
素敵な、素敵な仕事振りを、もっと残して欲しいと思っちゃうんです。
もっと、もっと、ぼくも頑張らないといけないなー、と思います。
これは、愛のある話というか、熱い話かもしれませんね。

コメントを書く