はじめての前川清さんのコンサート。

2018.6.11おすすめ, 日々のこと

前川清さんのコンサートをはじめて聴きました。
コンサートの前後に、ほぼ日の糸井さんと、いきものががりの水野さんのお話がありつつ、700人のお客さんのひとりになってきました。
感想は、「もうね、サイコー」につきます。
歌はうまいし、話もうまいし、気取らないし、そして、やさしい。
もうね、サイコーでしょ?
 
やさしい、って、前川さんと話したことがないから分からないけれど、会場の空気が、やさしいんです。
歌い手である前川さんを中心として、会場のスタッフの人、バンドの人、前川さんのことを話す糸井さんと水野さん、そして、お客さん。
全員が作り出す空気が、やさしいんです。
色んな人がいるはずです。
わくわくしている人、ドキドキしている人、雨が嫌な人、体が痛い人、心配している人。
知らない人同士が集まっているはずです。
そうやって、たくさんの知らない色々な気持ちの人たちが集まっているのに、中心となる歌い手のフィルターを通して作られる会場の空気が、やさしい。
もうね、話したことないのに、やさしいって思っちゃうでしょ。
 
それに、正直な、誠実な人だな〜と思いました。
「拍手は信じない。笑いは嘘をつかない」っていうようなことを、話していたのです。
歌手だから、本業は歌です。
歌がうまくないと、いろいろと脱線した末に、笑いに走ることもできるけれど、前川さんは、ぼくなんかでも「うまい!」って言っちゃうほど、歌がうまいんです。
そんな人が、笑いを信じてる。
「生粋のエンターテイナー」だと、ぼくは好きになっちゃいました。
もうね、おわかりのように、ぼくは、前川清さんのファンになっちゃいました。
 
ちなみに、パンフレットの表紙をめくって一枚目の前川さんの写真。
この場所は「ななつ星」というJR九州さんの寝台列車です。
この内装の突き板を手がけているのは、北三(ほくさん)さん。
北三さんのブランディングを、ぼくらが手がけさせていただいたのが、もう2年以上前になります。
「世界は知らない人同士でできている」
前川さんと糸井さんの直筆サイン、前川さんとななつ星の写真、ななつ星と北三、北三とぼく。前川さんとお客さん。
今日のお客さん全員に、この直筆サインパンフレットは配られているんですって。
もうね、このページを見たとき、ひとりで目頭が熱くなりました。
 

2 コメント to “はじめての前川清さんのコンサート。”

  1. 吉夫 Says:

    こんばんは、はじめての前川清凄く行きたかったけど、北海道からは無理の無理の無念!是非とも、DVDを出して下さいませ、ませ!

  2. eguchimasaru Says:

    コメントありがとうございます!北海道?!遠いですね!ぼくもこのDVDが出たら欲しいです。ほぼ日さん〜、おねがいします〜。

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