まだまだ。
2016.6.13日々のことこれだけの格差が広がって、努力ではどうしようもならない部分で、生まれた場所やDNAでその後の一生が決まってくるかもしれない中で、「いつ死ぬかわからない」という、たった唯一誰しもが平等に持っていることがある。
それは、ずうっと当たり前のこととして考えて、「いつでも笑って死ねる」ように悔いなく生きてきたし、たぶんこれからもその自信は変わらないだろうけれど、最近になって、意味合いが少々変わってきた。
「まだ死ねない」と思うようになったのだ。これは不思議な変化で、自分にしか変えられないんじゃないかということや、守りたい人々が増えてきているということが原因なのだろうと思っている。
自分の成長は楽しいけれど、それだけだと「いつ死んでも構わない」という状態のままだったのだろう。どちらが正しいかということではなくて、変化が起きたということなのだ。