箸の持ち方と立ち方とブレークスルー。

2016.4.16日々のこと

これまでの人生、といっても33年だが、立つときは片足に重心を傾けていることが多かったと思う。それが、姿勢を気をつけるようになり、両脚に重心を分けて立つようになった。
 
最初は両脚でに重心を分けて仁王立ちしていると窮屈に感じていたのだが、慣れてしまうと、片足に重心を傾けることに違和感を覚えるのだから不思議だ。
 
これを書いていて思い出したのが、「箸の持ち方」もそうだった。恥ずかしい話だけれども、一般的な箸の持ち方を覚えたのは、高校の頃だった。しかも友人から指摘されて初めて気づいたのだから、情け無い恥ずかしいものだけれども、直しているときは、やはり窮屈だった。
 
それが、今や、直す前の持ち方だと、ご飯を食べれないようになり、むしろ訓練している利き手じゃない左手で箸を扱った方が上手く食べれたりするのだから、人間の体は不思議だ。
 
ただ、箸の持ち方と立ち方を比べていると、どこかのタイミングで違和感が逆転する瞬間があるはずで、もしかしたら、その瞬間は、問題解決のブレークスルーのタイミングとも近いんじゃないだろうか。
 
ということは、そのタイミングを計測することができたら、ブレークスルーにかかるための労力と時間と感情のコストが分かるんじゃないだろうか。
 
それって、小耳に挟んだことのある「10,000時間やれば、そのことの天才になる」ということと近いんだろう。果たして、その時、感情が乗っていたら、もっと短い時間と労力になるのかもしれない。そしたら、感情を乗せる方法があるだろう。個人個人においてそれが分かったら、全員天才になれるんだろうな。

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