優しい時間。

2015.6.20日々のこと

久しぶりに包丁を研いで野菜を切った。包丁を研ぐのも、食材を切るのも久しぶりだったけれども、ちゃんと身体は覚えているのだ。久しぶりにパセコン(乾燥パセリのみじん切り)も料理に振りかけ、食卓がちょっとだけ温かくなった。
 
何故そのようなことをやってみたかというと、優しい気持ちになったからだ。それで気がついたのだが、この1〜2年の間で肉を焼くぐらいしか料理をしなくなったことと、心に余白がなくなっていたことが関係しているのかもしれない。
 
それが、柔らかな気持ちになっていっていることに気がつくと同時に、「料理を作ろう」と思ったのだから、食材を触るということに畏敬の念というか、感謝の気持ちが入っているのだろう。
 
食材が身体を作っているように、気持ちも、俺を作っているのだな。

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