自然の声。

2015.2.14日々のこと

怒濤の日々のほんの少しの束の間、海に行ってきた。午後3時半を回ろうとしている頃に到着すると、ウィンドサーフィンの団体らしきものが見えた。工事をしているせいか、とんびが少なく、その代わりに海に浮かぶ三角の旗の群れが、海を占拠しているようだった。
 
傾き始めた日が、海に煌めきをもたらし、一人で海に向かうサーファー達は、どこか勇敢に見えた。100枚ほどシャッターを切ってから腰を下ろし、しばらくの間、海の声を聞いていた。
 
自然の声は良い。雑念や思惑などなく、ただそうあるべき声だけを僕らに届けてくれる。優しさや悲しみ、怒りや慈しみ。そのどれもが当り前であるように、ストレートに自分の心を開くことで聞こえてくる声がそこにはある。

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