自然の声。

2015.1.12日々のこと

川の声が聞こえ、快晴の下、冬の風が語りかけてくる。しばらくの間、渓谷の岩場で昼寝をしていると、目に見えないレベルで土も風も陽の光も感じることが出来るのだ。自分がここから生まれた一方、既に不自然な物体になっている人間。違いを改めて教えられるとともに、どこにいても、この土と風と水、そして陽の光がある、この場所へと帰ってこれると信じることが出来る。
 
水はどうしてこのカタチ? 岩はどうしてこのカタチとして生きているのだろうか? 科学で説明されてもピンとこない、「生きている」という感覚。万物が生き、自分を取り巻く空気さえも生きているような感覚。この大きな地球の一部として生まれながら、万物であるという感覚。
 
風の声が、川の声が、陽の声が「お前はここにいる」と教えてくれる。

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