“WAVE”について。

2014.9.23日々のこと

昨年から波に会いに行くことが増えた。静かな波も好きだが、しぶきを立たせる勢いのある波の方が今は好きだ。こういうマントがあれば包まれてみたいと思うし、それは女性だったと気がつく。そのエロさに惹かれているのだろう。波は女性だ。包まれ、翻弄され、命を捧げることになる。そういう自然の圧倒的な存在感に安心するのは、一人では生きられなかった胎児の頃の自分を思い出すからだ。こういう時があったのだと。たとえ人類が自分一人になったとしても、制作を続け、それは藝術でも商業美術でも構わなく、同じことをしている自信を持ってしまった今、あの頃の人類の記憶が懐かしくなる。それを思い出し、自分が生命の記憶を脈々と受け継いでいることに安心する。自分は地球に守られていて、いつでも殺されることが出来るのだということに、安らかな涙がこぼれるのだ。
 
I increased opportunity for go to river. I like intense wave also calm wave. I hope to be rapped this wave, and notice this is woman. I remember when I was a fetus, cannot live alone. This memory give a sense of security for me.

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