食指を動かした案内状

2011.2.12日々のこと

 先日、とても丁寧に文字が書かれたDMが届いた。差出人は松木もも子さん・・・? どこかで会ったっけ? と思いつつ場所がニエプスだったので何となく納得なのだが、どこかで会ったような丁寧さ。そして、一抹の疑問を持ちながら、会場へ向かった。

 全体を暗くし、作品1枚1枚にスポットライトを当てる空間は、きっちり仕上げたマッティングと額装で1枚ずつ見せていく仕組み。しかし、8畳ぐらいの会場なので、全体を見渡せ、作品全体の空気感の中にも自分を放り込むことも出来る。

 会場に貼られていたキャプションからは、言葉などの理性的な部分に否定的な印象を見受けられたのだが、話すとその手のタイプとは異なり、自分の言葉を丁寧に選びとり、僕に話してくれた。その話された内容や話し方からは、そこら辺の美大生・藝大生よりも真面目で、作品や筆遣いの丁寧さが表れてるようだった。

 展示は明日までなので、ちょっと無理をしてでも行った方が良い。これから社会に出る彼女に対して僕らが出来る最大限のことは、初個展に足を運び、作家本人に反応を示すことだろう。

 そして・・・やっぱり初対面だった。


FFLLAATTでの秦さんとの二人展はまだ続きます!
トークショー(録画)も観てください!
http://ffllaatt.com/exhibition/eguchi-hata/detail.php


↓白盤のURLを変更しました。
http://www.maroon.dti.ne.jp/sdc/html/

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