体の声

2013.1.23日々のこと


 
2013.01.15
 
走っている時につま先が痛くなったり、いつも同じところにマメやタコが出来るので、シューズ選びがてら、足を計測しに行った。すると、何となく予想はしていたが、僕の足が思っていた以上に小さく(良く言うとスリム)、ランニングシューズにおける選択肢が極端に少ないことがわかった。そして、普段履く靴も大体ヨーロッパ系のものがすんなり履けるというのも、納得できた。寒くなってきたので、シャツを買おうにも既製服は胴長のものが多く、サイズが合えば買える――そんな風にしか身に付ける物が買えないのもどうかと思うが……。
 
閑話休題。計測の後、カウンセリングを受けながら靴を物色している際に、現在履いている靴が、15、6歳の頃から履いているアディダス カントリーだと聞いたときの店員さんの呆れ顔――「いや、そんな目で見なくとも……」と思ったのも束の間、履かせてもらったシューズで試しに店内を走ってみると、めちゃくちゃ走りやすいじゃねーか!? これが自分の足か!? 店内で叫ぶ俺、振り向く他の客やら店員さん……再び、苦笑いの(対応してくれている)店員さん。いや~、そりゃ呆れますね、ごめんよ。
 
仕事において僕は自前のカメラをもっていなく、現場にあるものを借りたりするので、こちらが機材の癖をつかんでいくことが多いのだが、極稀に、道具の方から僕の体にピッタリ吸い付くような、ハマる感覚を抱くときがある。この前のランニングシューズはまさにそんな感じだった。それもこれも、足の形を調べてカウンセリングをして、僕に合ったシューズを選んでくれた店員さんのお蔭だ。ありがとう!
 

 
2013.01.22
 
コンプレッションインナーが届いて試してみたいけれど、本日は雨です。ようやく体の調子も戻ってきて、そろそろ負荷をかけてもいいと思うんだけど、生憎の雨天です。足を計測して、カウンセリングまでして手に入れたシューズも試せていないが、こういうのは少々懐かしい感じがする。
 
幼い時は病弱で、病院の窓から外を見ることも度々あった。たった一枚の窓を隔てて広がっている景色は、僕にとって未知の物事が溢れている世界であり、その世界に足を一歩踏み出すことを想像しては心を躍らせていた。
 
それを悲しい思い出とするかは、人によりけりだろうが、僕にとってはメリットの方が多かった気がしている。
 
狭い空間でやりくりをしなければならないので、先読みして動くことがしやすく、結果として「考えながら動く」性質が培った。それは、想像力やイマジネーションとも呼ばれるが、ビジュアルを作る力も、仕事を進めていく力も、これなしでは成立しない。
 
ただ、デメリットもあって、「一人で生きていけるでしょ?」と言われてしまうことだ。言われると「まぁ、そうだな」と、何も反論できないのも悪いんだけどね。そして、こう話していると「デメリットとも思っていないでしょ?」と、また突っ込まれる……いや、本当にそうでございます……。
 

 
2013.01.24
 
長々と書かれていますが、漸く体から「大丈夫だ」という声を聞きまして、約2週間振りに筋トレ+ランニングをしました。下半身の装備は先述の通り、万全なわけですが、上半身はハードシェルを着ていたら汗がダラダラ……体を落ち着かせていた直後なので、軽めに設定していたとはいえ、汗をかいていると「生きてるぞ!」という細胞の声が響き、そのまま僕の口は笑いで溢れ、叫ぶ、叫ぶ、笑う。
 
健康のためや体のためというよりかは、「体が求めていることに素直になる」結果、運動をしている。そのため、誰かに勧めることはありませんが、やっぱりね、体を動かしていると頭の中がクリアーになっていく。

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