GWとは関係のないこと

2009.5.2日々のこと

「ギフト」シリーズの方法論で創作をしていて思ったことがあった。

昨年6月の企画展の後、「ギフト」シリーズの名前で展示されている作品を観た人たちは「ギフト」シリーズの現物を観ていない、ということ。
個人的には、『止揚と共生』でその方法論の延長を見せていたつもりだったが、「延長線」ということは、そう、別物と言っていいほど距離があったのだ。

「ギフト」シリーズの展示を観た知らない人たちが「現物を見たい」とメールなどでコンタクトをとってくれるのはとてもありがたいことで、しばらくそのようなやりとりがあったが、そうだった、昨年の6月以降は異なる作品ばかりを展示していたのだった。

このようなことを書くのは、「ギフト」シリーズの方法論で創作をしていて興奮があったからだね。

その話題から派生するが、『「ギフト」シリーズについて』という資料は、頑張れば中高生でも理解できる内容にしたつもりだった。しかし、あまりにも「難しい」という感想を頂いて「ターゲットを間違えたか?」と心配していたら、『MD現代文小論文』という受験参考書にでてくる出題例を読んでいて、ターゲットの狙い方が妥当だったと思えた。
そして、心配になるのが、現代日本を担っている世代の学力低下だ。おそらく、今の10代半ばぐらいまでは相当な知識量をもって20代になると予測されるが、その若者たちが膨大な知識量と「考える力」を兼ね備えたらその時30代以降にいる中高年の人たちのことをどう思うのだろうか。

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