空を見上げる

2013.7.25日々のこと

今週号の「あひるの空」を読んでいて、登場人物が空をニッコリと見上げるシーンに、グッときました。

その人は高校三年生のバスケ部だったのですが、県予選で負けてしまい、事実上の引退になってしまったのです。主人公チームが県予選で敗退、しかも、もう一度戦いたいと闘志を燃やしていたチームがインターハイで優勝、主人公と似た背の小さい選手がMVP、、、ちと、やり過ぎな感じがしていましたが、今週号の笑顔で腑に落ちました。

この漫画が好きな理由は、「立ち上がる」からです。やり過ぎなぐらい負ける漫画なんですが、必ず立ち上がる。しかも、笑うんです。

これね、底から立ち上がった経験がある人ならわかりますが、怒りじゃそのうち立ち上がれなくなるんですよね。希望を作ろうっていう、楽しい方を作ってやろうというのじゃないと、立ち上がるのは難しいんです。

ほんと、いい漫画です。

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