雑記

2013.4.25日々のこと

自然物はいつも偉大な師匠。木が木であるように、獅子が獅子であるように。崩れてもいいから、性質を掴み取って描けるように。
 

 
散歩がてら木に触れてみると、木肌の質感を思い出す。割れ目から中に触れることができると、外皮との質感の違いを思い出す。人工的なアウトプットばかりしていると忘れてしまう感覚。でも、アウトプットの先にいるのは人間という自然物。これだけは抜け落ちちゃいけないと、頭の片隅においている。
 

 
頭の片隅においているもの:自然、礼節、粋、感じたこと
同上(藝術制作時):同上 + 最高速度と最高密度
同上(広告制作時):同上 + 藤井保さんの写真とブランド名だけ記載された無印良品のポスター
 

 
『最強のふたり』(監督:エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ)を観た。僕はよく「人は誰でも幸せにならなくちゃいけない」と言っているんだけど、そういうことが自然に描かれている、素敵な映画だった。
 
笑顔だったり、心が踊ったり、そんな当り前に素晴らしいことを我慢するのが、真面目っぽさの価値になりがちだけれども、僕はそんな社会なら不真面目の烙印を押されてもいいと思っている。
 
笑顔が仕事になるから、楽しいんだと思うんです。
 

 
日本人の科学信奉で腑に落ちないのが、病気などの悪い点はいたずらに信じるくせに、フロー効果や昼食後の10〜20分睡眠などのパフォーマンスアップは採択しないことだ。海外の人達から勤勉と評されるけれど、実は真面目そうに取り繕っているだけのような気がしてならない。笑顔やリラックスは重要なんだぜ!

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